彼岸の入りを迎えました

3月17日は春彼岸の入りの日です。

この日は、毎月17日に行っている観音講の開催日でもありましたので、観音講にご参加の皆様と一緒にお勤めをしました。また、日曜日だったこともあり、子どもたちも参加してくれました。

さて、彼岸とは「さとりの世界」のことです。

それに対し、現世は此岸(しがん)と言います。現世にいる私たちが悟りの世界のことを想って、仏道修行に励む期間が本来の彼岸の在り方ですが、現在ではお墓参りに行くときという認識が一般的かもしれません。

3月20日(春分の日)の中日には18時30分から本堂にてお勤めを行います。信行会の後には、能登半島地震被災地支援チャリティコンサートを開催いたします。復興にちなんだ様々な曲をフルート奏者の村林涼子さんに演奏いただきます。

春分の日、一年のうちで太陽が真西に沈む日。沈む夕日の方角にある西方極楽浄土を思い浮かべながら念仏のとなえることで、私たち自身の功徳を積むだけでなく、思いがけず命を落としてしまった方々へのご供養をしたいと思います。

ともにお参りいただけましたら幸いです。

南無阿弥陀仏

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