3月20日、春彼岸信行会を厳修しました。日中は暖かい陽気でしたが、夕方になると冷たい風が吹き荒れ、不安定な天気の中での開催となりました。
それでも多くの人にお参りいただきありがたく思います。
法要では、法源寺檀信徒各家先祖代々のご供養だけでなく、今年1月に起こった能登半島地震で亡くなられた方々の回向も行いました。また、法要後にはフルート、オカリナ奏者の村林涼子さんによる、震災復興支援チャリティコンサートを開催しました。
東日本大震災の復興を祈念して作られた「花は咲く」、戦後の復興を象徴する「東京ブギウギ」などの楽曲を演奏いただき、時には一緒に口ずさみながら被災地へのエールを送るひとときとなりました。その他のラインナップは以下の通りです。
《プログラム》
朧月夜
ロンドンデリーの歌
花は咲く
ハナミズキ
バラが咲いた
東京ブギウギ
手のひらを太陽に
月影(宗歌)
日々の生活があり、仕事があり、家族があると、被災地へ支援に行きたいと思ってもなかなか行くことが難しいかと思います。しかし、現地へ行かなくてもできる支援はきっとあるはずです。
正月から呼びかけ、またこのチャリティコンサートでもお知らせいたしましたところ、おかげさまで、募金箱にも多くの浄財が集まりました。こちらは春彼岸を一端の区切りとし、浄土宗を通じて被災地へ届けさせていただきます。
みなさまのご協力に感謝申し上げます。
南無阿弥陀仏