令和8年盂蘭盆会・新盆家供養

8月13日18時30分より、盂蘭盆会および新盆供養法要を行いました。新盆家、一般檀信徒あわせて60名ほどのご参加をいただき、皆さんと一緒におつとめすることができました。

お盆は「盂蘭盆うらぼん」の略語といわれています。「盂蘭盆」はサンスクリット語の「ウランバナ」の音を漢字にあてたもので、「逆さ吊り」という意味を持ちます。中国には『盂蘭盆経うらぼんきょう』という経典があり、そこに説かれている以下のエピソードが起源となった先祖供養の風習がお盆の起源です。

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お釈迦様の弟子のひとりに目連(もくれん)というお弟子さんがいました。目連は神通力(超能力)を持っていたため「神通第一」と呼ばれていました。

ある日、亡くなった自分の母が今どこにいるかその神通力で見てみたところ、母親は餓鬼(がき)(どう)という、飢えと渇きに苦しむ世界に落ちていました。

かわいそうに思った目連は、ご飯を持って母親のところへ行きます。でも母親が口に運ぼうとすると、そのご飯が燃え上がってしまって、結局食べられない…

どうしたらいいかわからず、目連はお釈迦様に相談します。するとお釈迦様は、「お前がどんな力を持っていても、一人ではお母さんを救えない。7月15日、修行僧たちがちょうど夏の修行を終える日に、いろんなご馳走や果物を用意して、たくさんのお坊さんたちに布施をしなさい。そうすればその功徳によって、お母さんだけでなく、七代前までのご先祖様も救われるであろう」とおっしゃいました。

目連がその通りに供養を施すと、母親は餓鬼道の苦しみから救われました。
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富士・富士宮地区では8月13日から16日がお盆の時期にあたり、仏壇をきれいにし、僧侶による棚経を受け、ご先祖様をお迎えする準備を行います。

また当山では、毎年8月13日、盂蘭盆会(うらぼんえ)にあわせ新盆家供養を行っています。新盆家からはお布施をいただき、当日お参りいただくみなさんへの供物を用意しています。新盆を迎える檀家さんには少し早めに来ていただき、供物の袋詰めを一緒に行いました。

法要では新盆を迎える祖霊を一人ずつ読み上げ念仏回向し、互いにとって大切な人の供養を共に行いました。また、法要後には用意した供物を新盆家からお参りの方々にお渡しただきました。

今年は4月末に先代住職の内室がお浄土に旅立たれましたので、当山にとっても新盆を迎えることになりました。多くの方にお参りいただいたことで、先代住職とともにきっと喜んでお帰り下さることでしょう。こうしてお盆のお迎えの準備がみなさまと一緒にできたことにほっといたしました。

暑い中、ともに手を合わせお参り下さった皆様、お手伝いいただいた新盆家の皆様、誠にありがとうございました。

南無阿弥陀仏

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