法源寺おてつぎ信行奉仕団

11月29日から30日にかけて、おてつぎ信行奉仕団として総本山知恩院へ行ってまいりました。

「おてつぎ」とは、浄土宗の教え、一人でも多くの方がお念仏をお称えし、手から手へ、人から人へ、心から心へと法然上人の教えをおてつぎ(お手次)し、明るく正しく仲良い社会を願って、お念仏の信仰を深めていく活動のことです。総本山知恩院では、そのための修行体験を「おてつぎ信行奉仕団」として長年推進してきました。

法源寺として24回目の参加となる今回は、住職、副住職はじめ、檀信徒の皆様、あわせて21名での祖山登嶺でした。信行奉仕団は、朝5時に法源寺をバスで出発し、休憩をはさみながら10時30分に知恩院に到着しました。

知恩院到着後は結団式をし、浄土宗の檀信徒として、信と行を深める一日になるよう誓いを立てました。御影堂にお参りし、法然上人にごあいさつした後は、集英堂での別時念仏。礼拝や念仏で心の垢を落としました。また、作務では参拝客が気持ちよくお参りできるよう、境内の落ち葉拾いをしました。

間もなく師走という時期でしたが、日差しは温かく、堂内よりも外の方が過ごしやすい陽気でした。鮮やかに染まった紅葉を見ながらの清掃作業は目の保養にもなりますね。

この時期、知恩院ではこの時期(11月19日~12月7日)秋のライトアップをしており、夜の知恩院も楽しむことができました。三門前には大きな金の環が。これは、先の大阪万博・アイルランド館で展示されていたモニュメント「マグナス・リン」で、人と自然の循環をテーマに制作されたオブジェです。

昼とはまた違う御影堂の姿もまた幻想的でした。堂脇から放たれる6本の光は、南無阿弥陀仏の六字を意味しているのだそうです。阿弥陀様の御光が闇を照らし、私たち凡夫に救いの光明を示してくださるようでした。

翌朝は日の出前から阿弥陀堂、御影堂にお参り、朝のおつとめに参加。今年一番の冷え込みとのことで、堂内は凍てつく寒さでしたが、みなさん一心にお参りをしていました。おつとめの後の朝ご飯は、功徳を積んだ後だったので一段と美味しく感じられました。

朝食後は解団式。今回、5回目、7回目の参加者の方は表彰を受けました。ちなみに参加者中最多は23回参加という方もいらっしゃいます。一度来ても楽しい、何度来ても学びになるのがおてつぎ信行奉仕団のよいところかと思います。

解団式の後は、お昼までフリータイム。各々に東山散策を楽しみました。お昼は皆さん一緒にいもぼう平野屋本店へ。和順会館の横にあり、京都の伝統料理であるえび芋と棒鱈の炊き込みを楽しむことができます。こちらで精進落とし、ということで楽しくお食事をしました。

身も心も満たされた後は、富士に向け帰路に。帰りのバスの中でも楽しい話声が漏れ聞こえてきて、皆さんにとって充実した修行&行楽となったことがうかがえました。

来年はおてつぎ運動が始まって60周年の記念の年です。知恩院でも特別な記念大会が催されることとなっております。これを機縁に次世代に浄土宗の教えを「お手次(おてつぎ)」すべく、多くの皆様とまた参加したいと思います。

ご参加くださった皆様ありがとうございました!

南無阿弥陀仏

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