5月26日、飛び地境内にある畑「青空」でジャガイモの収穫を行いました。
法源寺農園部は、富士市就労支援ネットワーク「ココ☆カラ」とつながっている若者たちのサポートで活動を続けてきました。2月に植えたジャガイモがそろそろ穫れごろということで、急遽、地域の子どもたちにも声をかけ、大勢でじゃがいも掘りをしました。
若者たちは、今日は指導員役としてお手伝い。子どもたちが掘りやすいよう、スコップで土をほぐしてくれたり、マルチ(黒いビニールシート)をはがしてくれたりと大活躍でした。
ジャガイモ掘りをまるで宝探しのように楽しむ子どもたちの姿をみて、普段、農園活動に従事する若者たちも笑顔に。自分たちが育てた野菜で子どもたちが笑顔になってくれるなんて、こんな嬉しいことはないですね。
仏様に見守られているおかげか、種芋を切らずにそのまま植える作戦が功を奏したのか、例年以上の豊作で、コンテナいっぱいのジャガイモが穫れました!
豊作の御礼で、ジャガイモを本堂の仏様にお供えし、みんなでお参りした後に山分けしました。その後、畑のご近所の方や、高齢で一人暮らしをしているお檀家さんのところなどにおすそ分けしました。
子どもたちのにぎやかな声に、本堂の阿弥陀様も心なしか微笑んでいるように見えます。
何もないところから、野菜だけでなく、笑顔まで生み出してしまう農園活動。若者たちだけでなく、法源寺にとっても重要な活動になっている気がします。
なむあみだぶ
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※本活動は、公益財団法人浄土宗ともいき財団の助成を受けています。