7月22日、中島地区の地蔵盆の祭礼が行われ、同地区の地蔵堂にて祈願法要を行いました。
中島の地蔵尊の祭礼は、篤信の檀家様によって昭和6年この地を法源寺の飛び地境内にご寄進いただいたことに端を発します。以来、90年余にわたって、この地で子供の成長を見守る、子育地蔵として信仰を集めてきました。
毎年、地蔵盆の時期には祭礼が行われ、神輿渡御や太鼓の奉納が行われます。また、地蔵堂脇にはステージが設けられ、カラオケ大会が催されるなど地域の方々にとっての楽しみとなっているようです。
今年はコロナ禍明けということで、実に4年ぶりの完全開催となりました(それまでは祭礼だけで神輿や太鼓などはありませんでした)。
きっと多くの人が待ち望んでいたことでしょう。
こうした地域行事は子供や大人が顔を合わせる機会となり、自然と地域のつながりが生まれてくる仕掛けになると思います。
中島地蔵尊の祭礼を通じて、地域の皆さんがつながるきっかけとなれば、きっと祀られているお地蔵さまも喜ばれるに違いありません。
後世まで守っていきたい風習ですね。
南無阿弥陀仏