12月7日、観音講にいらっしゃるみなさまのお力を借り、境内の掃除をしました。
風もなく日差しの暖かな午前中でしたが、秋から冬にかけての落ち葉が多く、まとめると7袋分の量になりました。気づかぬうちにこんなにゴミがあったのですね。私たちの心も同様です。知らず知らずのうちに汚れは溜まるもの。
払えども 払えども積む 胸の塵 南無阿弥陀仏の 箒はなすな
さとりとは程遠い凡夫の私たちは、普段の生活の中で、ついつい悪しき煩悩が芽生えてしまうものです。しかし、阿弥陀如来の光明の一つに清浄光と呼ばれるものがあります。それには、むさぼり・いかり・おろかさの三垢を消滅して心身に安らぎをもたらす功徳があると言われています。ですので、定期的に仏様に向き合い、私たちの心の垢を取り除いていただく必要があるでしょう。
お手伝いいただいた皆様は、まさに、清浄光のようなお働きをしてくださいました。おかげさまで、境内も短時間ですっかりきれいになりました。きっとお参りにいらっしゃる方も喜ばれることと思います。
お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
南無阿弥陀仏