11月30日〜12月1日にかけ、静岡教区岳陽組の檀信徒の皆様と一緒におてつぎ信行奉仕団として総本山知恩院に登嶺して参りました。
御影堂前には開宗の御文が!昨年、上宮高校の書道部のパフォーマンスをちょうど目にしたものですので、ここで再会できたことを嬉しく思いました。
他教区の寺院様とご一緒に結団式をした後、別時念仏に励み、境内の掃除と、充実した一日を過ごしました。
身体と心を働かせた後の夕飯の美味しいこと美味しいこと。みなさんも和気藹々とした雰囲気で楽しんでおられました。
2日目の朝は阿弥陀堂でのお勤めから。その後、御影堂に移動して別回向を頂戴しました。肌を刺すような空気で目が覚めましたが、御影堂を出ると朝日に照らされた京都の街並みが見えとても美しく感じられました。
信行奉仕団としてはここまでで、朝ごはんをいただいた後は、お楽しみタイムに。まずは、京都国立博物館で開かれている『法然と極楽浄土展』を鑑賞。この春、東京国立博物館でも行われていましたが、こちらの展示は東京とはまた少し違った雰囲気でした。法然寺(讃岐)の涅槃群像の並びもやや違っていましたが、こちらもまた素晴らしいものでした。
その後は、真言宗智山派の総本山智積院を参拝。こちらの会館でお昼をいただき、境内を拝観させていただきました。長谷川等伯の障壁画の煌びやかさは言うまでもありませんが、近代の画家・堂本印象のポップな襖絵も寺院建築との相性が良く、魅入ってしまいました。境内では美しく色づいた木々が目を楽しませてくれ、大変優雅なひとときを過ごすことができました。
その後はバスで静岡へ。皆無事に帰ってくることができました。こうして檀信徒の方々と体験を共有できるのは嬉しいことですね。
みなさまお疲れさまでした!
南無阿弥陀仏