

法源寺に伝わる涅槃図は、弘化4年に当時の檀信徒の寄進によって収められたとの記録が残っています。弘化4年といえば、西暦1847年です。ペリーが黒船に乗って浦賀沖に現れたのが1853年ですから、それよりも6年前に作られたものです。180年近く経ちますが、色はとても鮮やかで、天井から床までの大きさがあり、大変見ごたえがあります。また、裏書には当時寄進した檀信徒の名前が墨書きされており、歴史を感じさせる涅槃図です。
また、当山には戦国武将・武田信玄公騎馬像もございます。こちらは、当山檀家で、元・武田家の家臣であった高田家所蔵の逸品でしたが、高田家よりご寄進いただき、これを機縁として当山で修復、保管してまいりました。戦国時代、富士山の南麓は武田、北条、今川の三氏の勢力争いの境界線でしたので、この騎馬像の伝来の話はそうした名残を感じさせます。
どちらも2月いっぱい本堂におまつりしております。ぜひ実物をご覧くださいませ。
